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ソフトバンクの前身のボーダフォン買収1兆7500万円

携帯電話

楽天の累計赤字が1兆円ということでそのほとんどが楽天モバイルによるものでした。他の楽天グループ各社は黒字とのことです。

では時を戻してソフトバンクがどうなのかを調べてみました。今でこそソフトバンクというと携帯会社大手ですが参入した時はやはり新参者でした。2006年に日本でのシェアが取れなかった英ボーダフォンと交渉して日本のボーダフォンを1兆7500億円で買収したそうです。

ちなみに英国に本社を置くボーダフォンはは24か国に子会社があり、41か国にパートナーネットワークがある会社です。2018年時点での携帯電話網ユーザー数は3億1300万人だそうです。ドコモの契約回線数が2020年3月時点で8000万契約ですからその規模の大きさがわかります。


再び国内に話を戻すと楽天の累計赤字額は楽天グループ各社の黒字額を引いたものなので単純には比較できませんが、ソフトバンクがボーダフォンを買収した金額は楽天の累計赤字よりも倍近く多いです。2006年というと今から約20年前ですから貨幣価値も現在より大きいはずです。


この前の年の2005年にソフトバンクはADSLの契約者数がシェア1位になっています。ですからこのあたりの事情も楽天とは違っていて、ソフトバンクの方が資金が潤沢にあったと思われますし、銀行からも借りやすかったのではないかと思います。
それにしてもソフトバンクも1兆円を超えるお金がスタート時にはかかっていたんですね。

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