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スマートフォン通話サービスの比較分析

スマートフォン

モバイル社会研究所で実施した調査によると音声(ビデオ)通話の際に使うのは通常の携帯電話回線が78.4%を占めており次いでLINEが67.5%だそうです。

それではskypeはというと5.2%とのことでした。

足して100%にならないのは複数のサービスを同じ人が使っているためと考えられます。

LINE通話が多いのはLINEが大変普及しているためLINE同士で通話ができるためLINEから携帯番号へかけなくても事足りるためと思われます。

その点skypeは普及率が5.2%なのでほとんどの人はスマホにskypeアプリが入っていないため、他の人と通話する際にはskypeのクレジットと呼ばれるプリペイド携帯のような課金をして携帯番号や固定電話番号にダイヤルしなければなりません。

携帯電話からの通話が多いのはうなずけます。かけ放題を契約しておけば0570番号以外でしたら何時間かけてもかけ放題のオプション費用以外にはかからず、そのオプション費用も多くの場合千円程度と安価です。

LINEの場合LINEを使っていない人や固定電話にかけるためのLINE Outという機能があったのですが2023年5月31日(水)17:00をもってサービス提供が終了してしまいました。

やはりLINEほど普及率が高いとわざわざLINE Outを使ってまで電話しなくともよいというユーザーが多かったのでしょうか。

skypeが最も威力を発揮するのは国際電話においてです。国内3大キャリアのドコモ、au、ソフトバンクの携帯から米国へ電話をした場合の30秒当たりの料金は、ドコモが34円、auが39円、ソフトバンクも39円です。かけ放題のプランに加入していた場合でも国際電話には適用されません。対するskypeはというと1分間の通話で2.54円です。なぜこんなのもskypeが安いのかという理由ですが、携帯電話のように携帯電話専用のインターネット網を使わずに一般の何にでも使うインターネット網を使うという点が1点とPtoP(ピア・ツー・ピア)というお互いが(お互いのスマホやパソコンが)インターネットの通信に必要なサーバーの役割を果たすことで、中央集中型のサーバーが不要もしくは簡易的なサーバーになりその導入・保守・管理のための費用が軽減されるということが挙げられています。ちなみにピア(peer)とは仲間を意味し、仲間内の機器のみで通信を行うということからきていると考えられます。

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