動画編集のために20万円相当のパソコンを某PC専門店で購入しました。
そこは希望に応じてメモリーの容量やSSDの容量などを選べるBTO((Build To Order)注文を受けてから生産される受注生産のパソコン)の販売店です。
結構BTOショップとして名の知れたところですが同じBTOのDELLやヒューレッドパッカードなどよりは値段は安価です。
しかしオーダーしたメモリーが16GBだったのですが動画編集中に「メモリーが足りません」という警告が出るようになりました。
やはり動画編集は編集する動画にもよると思うのですが結構16GBではきついようです。
これはパソコンでは動画編集ソフトのみが動作しているわけではなく、大元のWindows自体もメモリーを使いますし、ワードやエクセル、Chromeなどのブラウザを立ち上げていてもメモリーを取られます。
そこでメモリーを32GBに増設しようと試みました。
アマゾンで16GB×2のCrucialのメモリーを購入しました。価格は1枚7千円くらいで2枚で14,000円くらいです。
結構お高いですね。これはメモリーがDDR5という最新の企画だったせいもあると思います。
そして無事交換したわけですが、最初に入っていた1枚8GB、2枚で16GBのメモリーはSamsung製でした。
こちらのメモリーはいくらなのかと興味本位でアマゾンで型番を入れても出てきませんでした。一般的に市販されているメモリーではないようで、その某BTO専門店が独自にそういった業者向けにメモリーを下ろしているところから入手しているメモリーなのでしょう。
そして海外のフリマサイトのebay(イーベイ)で売ろうとみんなはどのくらいの値段で売っているのかを調べたら新品価格で驚愕の2千円くらいでした。
同じ規格のDDR5、スピードが4800MHzで8GBのメモリーの価格を調べたら聞いたことないメーカー品でも3,500~6,000円くらいしてました。
それがSamsung製で2,000円とは驚きです。
たぶんBTOショップでも業務用のものを大量仕入れして安くなっているのだとは思いましたがそこまで安いとは思いませんでした。何しろ20万円のパソコンですからもっと高額なものが使われていると思ってました。
ほんとパソコン業界のパーツの値段はあってないようなものですね。
最初に入っていたメモリーが2枚(16GB)で4千円で32GBに増設する際に購入したメモリーの金額が14,000円ですからこの差は大きいです。
今回購入した某BTOショップは有名なところではありますが大企業というほど大きくはないところです。でもこういう使われているメモリーの実際の値段などを知ってしまうと、これらBTOショップよりも高額な価格で販売している同じBTOのDELLやヒューレットパッカードなどが純粋にパソコンのパーツ代としてかけているコストはいくらなんだろうと思ってしまいます。
私がこのブログを書いているパソコンはDELLですが以前SSDを256GBから512GBに増設したことがあって、256GBのSSDは現在は2,000~3,000円くらいのようです。
DELLのこのパソコンを購入したのが3~4年前ですから当時は今よりも若干SSDの価格は高かったかもしれません。ちなみにメーカーはKIOXIAでした。これはちょっと意外でした。こちらのDELLのパソコンは先ほどの20万円のパソコンよりはるかに安く7万円くらいでしたからもっと安い無メーカーの物が使われていると思ってました。
KIOXIAは日本の港区に本社を置く東芝の子会社です。
さすがDELL、価格が割高なのにはやはりそれなりの理由があっていい部品使ってます。
現在、某BTOショップで購入した20万のパソコンと同じくらいのパソコンをDELLで購入したらいくらになるのか調べてみましたところ大体35万円くらいでした。
グラフィックボードが3060から4060に性能が少し上がったり、SSDの容量が500GBから1TBになったりしていますがそれほど性能的には変わりません。
かといってDELLが高いからダメなのかと言ったら今まで見てきた通り安いには安いなりの理由があって、高いには高い理由があると思いました。
私はDELLびいきで、一番最初のパソコンはシャープのメビウスでしたが(もう30年前のことです)それ以降はこの25年間ずっとDELLを使っています。一時期MacBookを使っていた時期もありましたがその時はDELLとの併用でした。
20万のパソコンはちょうど1年前に購入したものですが今のところ順調に動いています。動画編集も問題なく行えてます。このまま壊れずにいてくれたらと思います。